暴言について看守責任者から謝罪(7月5日の日記)

昼食
エビフライ(×)、煮豆(△)、南瓜と人参ブイヨン煮(×)、昆布サラダ(×)、フルーツ

夕食
ビーフジンジャー(×)、ふりかけ(ごま塩)、オクラキムチ(×)、カリフラワーのスパゲティ(△)、フルーツ

午後1時に首席と「人権関係ないから」を発言した責任者に調べ室に呼び出され、責任者向きにイス向いててとりあえず座らされた*1
そしたら責任者が、前回のハンスト中に発言してしまった「人権関係ないから」について頭を下げて謝罪をしてきました。その後には、「しかし……」と言い訳を言ってきて、謝りに来たのか言い訳しに来たのか分からないところで、去って行きました。
この後は首席と1対1で、同じように立ったままで、自分は座っていたので立とうとしたら、「座って座って」と言われ、「私の部下だから責任は私にある」と同じように謝罪して頭を下げて謝ってきました。
謝った後は座って2、3分話を。
前回自分が出した嘆願書に感動したと言われ、自分はもう日本人だよ!と言ってくれたが1つ気になる所があり、今回は謝りに来たのでその話はしないでまた来ると言い、すぐ戻って行きました。

後から聞いたら自分のいたフロアにも17名(ハンスト参加者)に対して今日の12時50分頃にも2人で謝罪をして、皆はとりあえずbig papaを戻してと言ってくれ、首席は本人とまた話すとか言ってたと。そしてもう1人、となりのフロアに移った人にも個別に呼び(ストライキ時は一緒にいたが今はとなりのフロアにいる)、謝罪を。

ですので今回(6月19日)の件で言ってはいけない事を非常に重く受け止めて、非を認めた形になっていますね。

4時5分頃からこのフロアで口論が(2人共止めてないと殴り合ってた位激しく……)。

原因は片方が同じ宗教(イスラム教)の友人(となりのフロア)からラマダンに入る前の水分補給食などビタミンがたくさん入ってる豆をもらい、それをその人は自分(big papa)や他の人におすそ分けして、もう片方の同じ宗教の人にあげなかった事から話が始まり、「何でオレにはくれないんだよ、オレは×××(名前)だよ、×××分かる?」とリーダーやボス意識を強く出し、もう1人は「私△△△(名前)だよ、×××関係ない!」と互いにボス意識して、どっちが上かを強く言い合ったら最後、“バカヤロウ”や“Fuc○ you!”など止めに入るほどヒートアップ。これをカメラで見た看守達がぞろぞろ入ってきて、看守達が2人共止めて大変な状況に……
当事者2人の顔つきは野生に戻った怒りで、看守達は1人に対して3、4人で止めに入ってもギリギリ止めてたので力の入り具合は半端なものではないです。
他の者は、「この原因は入管が悪い」を合図みたく他の人も同じように言い、自分も入管に文句を!!

4時半になっても収まってなかったので自分は仲の良い人にシャワー浴びてリラックスする事を提案して、自分も含めて仲の良い3人で同時にシャワーを4時45分過ぎまで浴びてました。
そしたらもう1人の人は、ブロックチェンジを主張してて、ブロックチェンジするまで部屋に戻らないと言い、何人もの看守達とデイルームで話をしてて、シャワー浴び終えた自分達は各自部屋に戻る事に。

後にブロックチェンジ申出てた人はそれが決まり、独室のあるブロックへ移室に。
この人はほとんど全てのブロックで問題を起こしており、雑居では生活できないので独居でないとダメで、特殊な方です。
と言ってもここ*2にいる人達は皆、個性溢れる方達で扱いは猛獣級で扱いを誤ると噛まれます(笑)

夜11時頃、自分は1階にいるのでめったにない車の動きが分かる事あります。
この時はトラックか救急車のバック音と思い関心持たず、日誌等を書いてました。
数十分後、上の階(2階)から部屋と部屋を越しての話しの為大声なので、これも今まで聞いた事なく、今日は遅くからだったので、「ん?」と考えさせられていましたが、ヒドい事が中で起きていました。
(2013年7月5日、金曜日)

*1:ストライキ時の看守責任者による「人権関係ないから」発言については、帰室拒否ストライキ(2)(6月19日の日記)参照。
また、仮放免者の会(PRAJ)のブログより、「人権は関係ないから」東日本入管センター職員が暴言も参照。

*2:独室のみからなるブロック。雑居の他のブロックから何らかの理由で移室して来る人が多い。

ストライキへの返答は?――所長からのお知らせ(7月4日の日記)

昼食
カレイフライ(△)、フルーツ寒天(ゼリー)、ミックスベジタブル(△)、オムレツ(△)、フルーツ

夕食
チキン南蛮(○)、がんも(△)、ワカメの生姜醤油(×)、ビーフンのスパイシーカレー(△)、フルーツ

昨日夜中2時に寝たのにこの日は9時に自然と起きました。

所長から仮放免についてのお知らせが。

「東日本入国管理センター所長からのお知らせ


(1)仮放免申請の処理期間について

これまで仮放免の申請については、申請処理に努めてきましたが、特に3月、4月の申請件数が増加したこともあり、以前と比べて結果が出るまでに時間がかかっている状況です。
一方、5月に処理した件数は4月に処理した件数を大幅に上回っています。本来3月、4月に提出された申請の場合、結果を出すまでに平均約50日間かかっていましたが、5月に提出された申請の場合、結果を出すまでの期間は平均40日間で、処理期間が短くなっています。
今後も、少しでも早く結果をだせるよう努力していきます。

(2)仮放免の不許可理由について
仮放免の許可は、退去強制手続のための収容を一時的に解く特例的な措置です。その許可は、次の事項を調査して総合的に判断されるものです。皆さんにはその結果を説明することしかできません。

  1. 理由と証拠
  2. 性格、年、資産、素行、健康状態
  3. 家族
  4. 期間(収容)
  5. 保証人の年齢、職業、収入、資産、素行、関係、引き受けの熱意
  6. 逃亡、仮放免に付ける条件を守れるかどうか
  7. 日本国の利益、保安に及ぼす影響
  8. 人身取引の有無
  9. 特別な理由


(3)官給食の改善について*1
4月以降、何度も給食業者と検討を重ね、これまでなかったメニューも提供しています。
また食事に異物が入ることは重大な問題であると考えており、竜ヶ崎保健所の指導を受けながら、給食業者への指導を行っています。


当たり前の事で、ストライキに対する具体的な返答なし*2……
(2013年7月4日、木曜日)

*1:官給食への異物混入が相次いでいる件については、また食事に虫が混入(5月8日の日記)またまた食事に異物混入(5月18日の日記)またまたまたまた食事に異物(5月29日の日記)参照。

被収容者側からの度重なる官給食改善要求については、仮放免者の会(PRAJ)のブログより、被収容者から食事改善の要求(東日本入管センター) 参照。

*2:帰室拒否ストライキで、被収容者側が提示した要求と質問については、帰室拒否ストライキ(1)(6月18日の日記)参照。

帰室拒否ストライキ(3)(6月28日の日記)

昼食
アジフライ(△)、がんも(△)、ワカメとオニオンのマリネ(×)、焼きうどん(△)、フルーツ

夕食
野菜のミートソース(△)、カリフラワーのマリネ(△)、煮豆(△)、スパゲティサラダ(○)、フルーツ

今日、他のフロアで、4つ目のフロアになる所で25名位によるストライキ(帰室拒否)が行われました。
この中で1人、断固しての帰室拒否をした者がフロアから出され、見えない所(自分のいる所からは鏡になるCDを向ければ丸見え)で入管側5人位でこの人の体の上に乗り、手錠をかけられて隔離房へ。
この隔離房はどうなっているのか分からないが、個室で自分のいる所よりさらに環境はヒドい所で懲罰房で使う部屋です。
このフロアに対して職員は50人位来ており、6時前位までストライキは続きました。
今回も負傷者1名。左うでを痛め付けられた所です。
(2013年6月28日、金曜日)

帰室拒否ストライキ(2)(6月19日の日記)

昼食
マグロの竜田揚げ(△)、スチームポテト(△)、ヒジキサラダ(△)、焼きビーフン(△)、フルーツ

夕食
ハヤシ手羽元、福神漬け、ウーロン茶、フルーツ

昨日に引き続き昼のストライキも。
午前中に返答を持ってきてくれる約束ははたされずに、話も誰も来なかったので11時40分から11時55分までの15分間だけであったが部屋に戻らず進行状況の説明を求め、統括が今日後から話しに来るので部屋に戻ってて下さいと。
自分達は15人位集まり、職員達も10人いない位でフロアに入ったり出たりと、そして誰が部屋の中に入ってるのか、誰がストライキに参加しているのかチェックしている職員がいました。

3時10分頃、
統括や他の看守責任者達が事務室に集まり、話を今からと他の看守通じて来たが、貴重な運動時間が3時15分からだったのでとりあえず皆運動に。

4時
運動終わって、3階にあるフロアに上がってみると統括達が待っていて、今から話しますがと来たが、シャワーがまだだったし運動後で汗かいているのでシャワーの後にして下さいと言い、4時過ぎまで皆順番にシャワー入る事に。シャワー室は4つしかないのでその不便さが今回嫌になるほど分かりますねと統括に言い、自分は自分の番が来るまでウロチョロしてました。

4時38分頃から、
デイルームに皆集まり、昨日の返答をそこで言うと言ってきたが、せまい部屋に大人数いるのが窮屈だったのでフロアで話をするのを提案し、結局4時47分からフロアで話を。
この時自分達は約20名です。

統括から返答の内容は、

・仮放免の期間は慎重にみたり、書類の追加を見てるから、新しい職員もいるから。
・基準というのは9つの事があり、マニュアルや考えるべき要素もある。
 (1)仮放免への理由と証拠
 (2)性格、年、資産、素行、健康状態
 (3)家族
 (4)期間(収容)
 (5)保証人の年齢、職業、収入、資産、素行、関係、引き受けの熱意
 (6)逃亡、仮放免に付ける条件を守れるかどうか
 (7)日本国の利益、保安に及ぼす影響
 (8)人身取引の有無
 (9)特別な理由
・裁判をみてる訳でもない。
・刑務所から来た人はオーバーステイとは違う。やってきた理由など。
・1、2、3回はダメ、4回目OKになる人は収容期間も関係ある。
・裁判してても法律の上で収容している。これを理由に仮放免を認められる人もいれば、認められない人もいる。
・法律としてやり、不自由になるかもしれないが国の政策でやっている。
・強制送還の執行を停止しても収容をやめるのではない。
・刑務所から来た人はなかなか認められない。けれどその人を考えない訳ではない。
・チャーターについては答えられない。
・医務は必要に応じて、状況みてやっている。

これらの話をして、質問しても答えはくれず、5時57分には話を一方的に切られ、責任者達が入って統括は退室して、皆に部屋に戻るようしつこく一方的にしか言われませんでした。
「我々は人権が欲しく、日本の入管は世界の法律に従わない」と言ったら、ある責任者が、

「人権関係ない」

自分達に対して言葉の暴力を*1
この瞬間を記憶に刻みたかったので皆で握手をして、他に6人いた看守もこの発言におどろきをかくせずにいました。

人権の尊重を1つ訴えてるこのストライキにこの発言は、普段からどんな神経で自分達に接しているのか……ちなみにこの人は外国人嫌いのオーラ出してて性格悪い事で色々なブロックをまたいで有名です。

6時頃
別の統括が50名位ひきつれてフロアに入り、「話はもうしたので話あれば今度聞きます、今すぐ部屋に戻って下さい」
と言ってきたので、
「話はまだ終わってない。続きがある」
と言ったら、
「その必要はない、応じない」
など一方的に。

6時5分~
「今すぐ部屋に戻りなさい。戻らないと力を行使します」
そして放送からも同じようにフロア全体に流れ、
「最終警告、今すぐ部屋に戻りなさい。でなければ力を行使する。これは違法でもなく、何とかの何々の事案でどうのこうの」と言い、
それでも自分達は部屋に戻らず、ストライキと主張。
ちなみにこの統括来た位に自分達皆で輪をつくり、皆の手をまんなかで1つになり、
「人権を勝ち取るぞ~!」「オー!!!」
座ったままで無抵抗の戦いが始まり、統括は職員達を1班、2班、3班、……
いくつもの班を呼び、最終警告!最終警告と言い、放送も「行使許可する」の入管側の合図から1班4~5人で自分達座ってる者に近づき、皆一緒にしゃがんでまずは部屋に戻りましょう、触る許可をもらい少しずつ触り、それでも応じないなら1人に対して4~5人の入管が両うで、足など持って無理やり部屋に入れ始めました。

これを4~5人やられた頃に自分達皆は立ち上がり、「自分から戻りますよ~!」と言い部屋に戻る事に。
カメラが回っていたので、ビデオカメラに対して叫び、「川村さん*2、こんな事許すんですか!」
と絶対見る事になるこのビデオにメッセージを。

皆部屋に戻った後は全職員廊下に一列で並び、統括が何か言い、各部屋の人員点呼、点呼終わったら皆引き上げたが、5分後に統括と15名位の看守が部屋に来ました。
統括は、
「今回の件であなたが皆をほのめかしたと当センターは判断したので今からあなたを移室します。」
「どこ行くんですか? 隔離ですか? 懲罰ですか?」と言ったら、
「他のブロックに移ります。隔離でも懲罰でもない」
「自分の意見は聞いてくれないんですか?」
「その必要ない。今すぐ荷物をまとめてください」
「自分は出るつもりもないし、話をまずしてから」
「あなたにその権限はない。これはこのセンターの判断、部屋から出て下さい。でないと公務執行妨害になります」
「自分の家から出るつもりはないです」

この時すでに5、6人に周りを囲まれていて、自分の部屋から出ない事を確認してこの統括の指示で一斉に両うでをつかまれ強制的に部屋から連れ出される事に。
他の部屋からは皆心配してくれていたがドアが閉まっているから大声出すしか出来ず、自分は少しだけ抵抗していて、フロア出たら50人位の職員で外の廊下を黒服でうめつくしていました。
この際、右うでを痛め付けられ、抵抗していた自分に対して、「足持とうか?」と挑発してくる職員、命令口調の者、自分の言う事は一切聞かずにこれも一方的にヒドいものでした。ここぞとばかりに口も嫌がらせも自分に対してされ放題。
エレベーターに10人以上の職員と乗って、この時放してもらって後ろふり向いたら皆ガンつけて、目がスゴくて殺しをしそうな目でした……

着いたフロアは独室が12部屋ある所で、そのうちの1つ汚い所に入れられそうになったので入るのを拒み、まずそうじしてからと言ったら、「とりあえず入れ!」

汚い部屋にまた無理やり入れられた2分後、2人の職員がほうきとぞうきん持って、「どうそうじして欲しい?」と聞かれたので、「はいてふいて下さい」
そうじしてる間、自分は部屋の前の方でイスに座らされ、この時も、「座れ!」
となりの部屋の人がリラックスする為に入れてくれたコーヒーも飲ましてくれず、そのコーヒーをとなりのロッカー台の上に置かれ、自分がそれを取ろうとしたら、「立つな!座れ!」
両サイドに1人ずつイスに座ってる自分を立たせないよう2人がすぐ反応して、「まあまあ頑張りましょう」と1人右側の人を触ったら、「触るな!」……
掛ける言葉もなく、しばらくそうじの様子も見てたら、視線をジーッと感じたので見たら異常な位恐い顔してた。そこで「何さっきから見てるんですか?」と言ったら、
「あ~見てるよ。それが?」
そこでこの指揮者が、「話すな!」と言ったので自分も職員もだまる事に。

荷物は1時間後位にカメラ回ったまま持ってきて、部屋はとりあえずぐちゃぐちゃで整理は翌日回しに。
そして、後でこの件について説明行くからと言っていた統括は結局来ないでその場しのぎな発言ばっかり。
何で移室する事にしたのか、今回の扱いは受刑者と変わらない行き過ぎた処置で、最低、最悪な一時でした。
耳、目、体で感じた職権乱用の瞬間はどのように行われるのか、身にしみて嫌という位分かりました。
この件に関しては容認できない点がいくつかありますので、弁護士達の方々とよく相談して、訴えていきます。
今日のストライキでの負傷者は1名で、自分です。
(2013年6月19日、水曜日)

*1:センターによるストライキ制圧の問題、および制圧にともなう職員の暴言等の問題については、仮放免者の会(PRAJ)のブログの「人権は関係ないから」東日本入管センター職員が暴言も参照してください。

*2:川村修行。東日本入管センター所長。

帰室拒否ストライキ(1)(6月18日の日記)

昼食
揚げ餃子の野菜あんかけ(×)、鰹ふりかけ、煮豆(△)、野菜のマリネ(×)、フルーツ

夕食
牛シャブ(△)、ふりかけ(ごま塩)、カリフラワー人参ピクルス(×)、ハーフコロッケ(△)、フルーツ
 

本日、他ブロックをまたいで40名以上でのストライキ(帰室拒否)を行いました。

その経緯は、次の通りです。

午後4時10分頃からとなりのフロアで、ある人が看守責任者とタバコを吸いながら5分間、調べ室で密談。
ちなみにこの人はよく看守達に密告すると、スパイの疑いが強くフロア皆がそう思って、あまり相手にされず嫌われてる事で有名な人です。
看守責任者は調べ室入る時と出た時の顔が違うし、自分をさけてた所があります。

その約5分後、
看守責任者が来て、自分と2人だけで話をしたいとフロアの外から言ってきたのでそれを断り、「話あるなら中で話しましょうよ」と言い、フロアの中で話をする事に。
話はかなり遠回しだったので率直な話と言った所、
「これからしようとしてる事だけど、やらない方が良い、このままだとbig papaが首謀者になって不利になるから。」
自分が何か言ったらそれを揚げ足とって、やるんだな、認めるんだな、と。
その後自分が、「さっき話したとなりの人から聞いたんでしょ?」と言ったら、「それは何話したかは言えず、他のブロックでもbig papaの名前は聞いてるから」と。
自分は自分なりのアピールをするだけで、自分を首謀者にするのは入管の陰謀で、もし自分にだけ不利な事や何かしたら訴えて、裁判にしますから。
言うだけ言わせてもらったらちょうどタイミング良く4時30分で本日のフリータイムは終了。
この責任者を含み、他の看守もフロアに入り、「時間ですので部屋に戻って下さい。」

「自分達は部屋に戻りません。」
と言い、ストライキ開始ともっと上のボスを待つ事に。

4時30分~4時50分
色々な看守達がフロアに入ってきて、色々な人達に何で部屋に戻らないの?と質問。
自分の所にも他の責任者が来て、何で入らないの?と聞かれたので、

(1)仮放免について
 ・何で2か月も許否の結果がかかっているのか。
 ・不許可についての理由説明。
(2)医療の改善
(3)人権の尊重
(4)チャーター機 〔 による一斉送還 〕 は実施するのか?

4時50分~
この時点で外は警備看守達でいっぱいに。
そして統括が中に入って話を。同時に30名位の看守達もフロアに。
自分達は卓球台で部屋に戻る通路をふさいでその上に座っていたので、「それを戻しなさい、部屋に戻りなさい」と始まり、20名以上いた私達は今回のストライキを話し合いの場を真剣にしたい、深刻に状況をみて欲しい、と訴え、皆怒っていました。

この話し合いは、
5時20分まで続き、
デイルームで話を聞くと話は進んでいき、3名位の職員だけが残って、他の看守達は、7人がストライキを行っている下の階(僕達とは別のフロア)へ。
(7人のストライキ者に対しては50、60人の職員がフロアに入り、圧を掛けに。でも7人は毛布も持ってきて寝てる人がいれば座ってる人も、そして何十人にも囲まれて大声で触らないでと言う人も。ここのフロアは5時40分位まで部屋外にいました。)

デイルームでの話の内容は、

  • 仮放免の結果が2カ月になっているが、なぜ?
  • 仮放免部門の担当者は話を聞きになぜ来ない?
  • 仮放免不許可時の理由の説明を。
  • 何で外にいる家族の事も考えてくれない。
  • 面会もなかなか来れないし、Telはいつでもできない。
  • 長い人を出して欲しい。長期収容反対、仮放免を弾力的に(2、3年の人もいる)
  • 世界にくらべてここは(入管)人権ない。入管センターは環境厳しい。
  • 医者を1ヶ月も待たせないで。
  • 薬の処方は品川と違う(説明書ない)
  • ダメな理由(結果)、仮放免について基本的な理由、ダメなルール、プラスマイナス要素教えて欲しい。
  • 奥さんがいる事、裁判中の者はプラスになるのか教えて欲しい。
  • ご飯の混入物、虫などのミスを認めてる?
  • 何年もいる人いるので収容期間を決めて欲しい。
  • 同じ理由で1、2、3はダメ、4回目はOKになるけど何で? 期間関係あるでしょ?
  • 刑務所から来た人は何で長い?
  • 刑務所で服してきたのに何で他の人より長い? 皆と比べたら倍になる。
  • 刑務所で1年、入管で2年の人いる、何で?
  • オーバーステイで23年日本にいて今さら帰す、おもちゃかよ。
  • チャーターは行われるのか。
  • 裁判やってる人はここにいる意味ないでしょ。
  • 保証金、保証人、全てあるのに逃亡する意味ないでしょ、ビザ欲しい人が!


皆で以上の申出と返答を明日まで待つと言い、明日これをテーマの会議をすぐにやって、答えに午前中までに来て下さいと伝えました。
そして、深刻な問題ですのでと言い、
5時55分には皆部屋に戻り今回は一段落。

ちなみにとなりのフロアは5時半前には皆部屋に戻っていました。(約10名以上)
(2013年6月18日、火曜日)

またまたまたまた食事に異物(5月29日の日記)

昼食
イカフライ(×)、フルーツ寒天(ゼリー)、ニンニクの芽キムチ和え(×)、バジリコスパゲティー(△)、フルーツ(オレンジ)

夕食
チキンリヨネーズ(△)、ミックスベジタブル(△)、野菜のマリネ(△)、厚揚げのおろしソース(×)、フルーツ

自分の部屋でまた食事の中に異物がみつかりました(白飯の中に)。
看守を呼び写真を撮ってもらい、レポートにすると。そしてその異物を1回業者が見たいから貸してと言われ、戻す事を前提に渡しました。

夕食、再び食事に不適切な物が。
今度はかみの毛で、同じように撮ってもらい、こっちでそれをあずかる事に。
1日に2回も出る事はどんな風にすれば出るのか……
謝罪も何もなかったみたいです。

夕方6時半頃、もう1人新しい人と、自分で看守リーダーに話をする事に(調べ室)。
まずは食事の事でボスと話をしたいので今日呼んで下さいと。
もう1つは、自分達がするお願いに対して出来る事をやって欲しい。
上司に怒られるような事もあるかもしれませんがお願いしますと。
そしてこのリーダーは事務的な所があり、冷たいと皆の中でよく話をするので、もっと親身になって人間関係を良くした方が良いですよと。
ちなみにここの生活はヒドいと思った事あるのか聞いたら、思わないと。
横浜*1から来た人なので厳しい人ですね。
実際に横浜から来た人が言ってた事ですが、日本人やビザ持ってる奥さんが面会来た時に入管職員がその奥さんと話をして、調べ室でおどしかけたり、どっちにするか決めて下さい!(夫を待つのか見捨てるか)、机をけったりすると、いくつもの口からこの話が出てます。
火のない所から煙は出ないので、何かしらあるに間違いはないです!!

10時頃ボス(看守責任者)が。
「食事の件で話をするのに前もって謝罪の一言もなかったので、話をする前に何か言う事ありませんか?」
と言っても「何?」と。
「謝罪すれば良いの?」
と来たので自分で考えて下さいと言っても何もなかったです。
そのうちしっかりではないが流れにのって「ゴメンネ」位言われ話を始めましたが、「今後このような事があった時は責任取って下さい」と言った所、「責任は取る」と。
「その責任の中には、外の医師の所に行く事も含まれてますよ「と言い、もし何か飲み込んだ場合は危ないので。
そしたら「それは病棟に連れてってから様子みて判断します」(血圧、熱、外見を見て)と。
病棟行っても意味ないですよ。自分の体は自分が知ってるし、それらは計っても意味ないです。
「何でそんな事言える?」と言われ、「実際に行った人達に言われたから」と。
形だけの対応で本当に意味ない事です。
最後は、「医師に血圧、熱計って様子みるよう指示されてるんですか?」
と聞いたら、「それは分からない。経験でやってるから」
専門でない人達の対応をどこまで信用して、従えば良いのでしょうか?
責任問題もありますが、何かあった時は自分の体に負担を負う事になるだけです。
(2013年5月29日、水曜日)

*1:東京入国管理局横浜支局。

「部屋戻らないと不利になるから」(5月28日の日記)

昼食
和風オムレツトマトスライス(×)、グリンピースソティー(×)、フライドポテト(△)、高菜スパゲティ(△)、フルーツ(みかん)

夕食
肉豆腐(△)、ふりかけ(ごま塩)、里芋と人参煮(×)、ひじきと大豆のサラダ(×)、フルーツ(パイン)

朝早くに同国の人が母国に自ら帰る事になりました。
国費帰国で、ヨーロッパ経由で3日間の飛行になっています。
安いチケットを入管が買っている為他国の乗り継ぎ時間が6時間もあるのでつらいです。

もう1人、多分一緒に成田に行く予定でいた人は荷物が届いてから*1成田行く事になったので30日の朝まで延長になりました。

午前10時過ぎ、永井さんからの面会をランボーと行く事に。
話は色々と時間が足りない位して戻る事に。
面会行く前にはピンクパンサーと一緒に彼の症状*2をリーダーに訴え、もし今日医務連れてってくれないと部屋には戻らないと。
リーダーはこの時何か言いたげだったが何も言わずに結局分かりました。医療担当にプッシュしますと。

午後3時からある人の誕生会と、30日に帰る人の送別会をかねてパーティーを。
午後にはピンクパンサーは診療に行け、医師(外科医)が薬を飲んで様子みましょうと言ってきたので、以前も同様に言われているのでと言ったら、その医師は後に立っている入管職員の顔をうかがいながら紹介状を書いてくれたと。
帰りには朝症状訴えたリーダーに、部屋戻らないと不利になるからと言われました。
(2013年5月28日、火曜日)

*1:帰る人(5月27日の日記)参照。

*2:1ヶ月位まともに食べれなく胃に何か症状がある。