入国警備官と医者コンビの暴言、暴行

  以前自分の目の前で起きた警備官の集団での暴行と医者の暴言。
  5月29日、火曜、午後4時位、同室の中国人、Kさんと僕の2人で医務診療の番がまわり、やっとつらい症状から解放されると思い、7Fにある医務室に行って、Kさんが最初に首の症状(首がひどく痛い)を診てもらいに行ったら、Y.Yという東京入管の医者に普段何でかとかみてもらうべき事をこの医者は「分からない」で終わり、次の医者にバトンタッチしようとして、今日は帰るように言ったので、友人でもあったKさんは「これをがまん出来ないのでラクにして下さい」と申し出た所、この医者はキレて、「だから見れないんだよ!!」って、待合室にいる僕の所まで聞こえ、Kさんも声を張り、怒鳴り合いが始まった。
  すると待合室にいた女性警備官がドアを開け、男性警備官をどんどん呼び、一気に10名以上が入ってきた。
  するとこのKさんが3,4人位の人に両うでと体を強く押さえられながら出てきて、そのうちの1人が乱暴にKさんを押さえて、怪我をさせていた。もちろんKさんはたくさんの人に押さえられて誰が誰なのか分からず、ケガを訴えても何も調べず、おまえが悪いばりの口調でした。
  原因の医者はというと何もされず、待合室から遠い所にある診療室からワーワーまだKさんに対して怒鳴っていて、警備官はこれに対して何も言わず、逆にKさんをまだ4人で取り押さえ、Kさんが不満を訴えたら、ヤブ医者が僕達のいる待合室まで乱暴な言動で入ってきて、人差し指をKさんに向け、つばが出る位、怒鳴っていた。
  この際の警備官はもっと増え、カメラも2台持ってきて撮影していたが、医者が怒鳴ってる所は撮影中止し、カメラを2人とも下に向けていた。
  「このコンビネーションは何なのか」ととなりにいた僕はカメラを持っていた2人に怒鳴ってみたら、撮影し始めたが、頭のキレたヤブ医者はもう落ちついていて、こうふんしていたKさんが悪い形となって映っていたのはもうお分かりだろう。
  カメラが回り始めると後は医者が戻って(勝手に)この場の責任者のボスが来て、何もなかったかのように、「ハイ、次の診察」と部下に指示し、僕の番に。
  この前の下りに、警備官の1人が、「部屋に戻りましょう」と言ってきて、「Kさんも一緒に来たのだからKさんと一緒に戻ります」と言ったが、この職員はどうしても戻したかったらしく、「後でKさんも戻るから」と言い、「診察もまだなので!」と言ったらもう何も言わなくなった。

  次の日、不服申立をしたが、10日後この暴行の現場がカメラに映ってなく、全員に話を聞いたが何もなく、この不服は「理由なし」で処理された。
  ちなみにKさん側の証人である僕には話も聞かないで、結局入管の味方をしてこっち側の有利な証拠はないままきちんと調べないで終わり。
  6月18日Kさんはこの不服申立[の却下]を不服とし、その上の意義申出書を法務大臣に提出したが未だにその判定も報告もないまま中国に帰国してしまい、この県は入管の思い通り闇へと消えていきました。この行為の不服申出書を僕がまだ持っているのでそのうち出来ればアップします。

※Kさんとメールしたい人は出来るようならしてみて下さい。

(9月13日、木曜日)


支援者註:Kさんにメールをしたいかたは、仮放免者の会(関東)のメールアドレス junkie_slip999@yahoo.co.jp までお願いします。Kさんに転送いたします。日本語でも中国語でもOKです。