デリケートな問題

東日本入国管理センターからの警告を受け記述の一部を削除しました。また、記述の一部を伏せ字にしました(経緯については、「このブログと入管の検閲について(ブログ管理者より)」を参照してください)。

  入管に入って、一番考えさせられたのが、生についてです。
  僕は刑務所に2年半位いて、自殺願望のある人や、その人の周りである人とかは聞いた事はあまりないです。
  けれど、入管は多く、実際いま僕の部屋には2人も自殺願望ある人がいて、入った初日辺りは僕が眠れず、常にこの人達の夜の行動を注意していました。
  1人は、自殺未遂を僕が来る数週間前にしており、×××の人がこの人の事に気付かなかったら最悪な事になっていたといくつもの人から聞きました。
  理由は、仮放免を断られ、家族が母国であまり良くなく(経済的に)、日本も1年しか生活していなく、誰にも頼れないし、ここでの生活に疲れて自分を追い込んだ行為でやったとの事でした。
  ちなみにこの未遂を止めに入った×××の人もこれを見て首つりを覚え、この人も自殺未遂をやったと他の人にもまた聞きました。
  同室のもう1人(×××人)ですが、家庭内の事情がものすごく複雑で、(削除)
(削除)
  皆色々な問題があり、ビザがないだけでここまで追い込まれるのをこの目でみると、とても残念な気持ちと、軽い発言は時と場合には禁句だと身にしみて分かります。
  今僕達は互いに支え合い、いつ外に出れるか分からない日を待つだけです。
  なぜなら入管法には収容の期限がないからです。
  今僕のフロアには長い人で4年の人がいます。
  なぜ、ビザがないだけでこんなにも収容されないといけないのでしょうか!
(2012年9月27日、木曜日)