ウソつきあつかい

昼食後の12時50分頃、手紙が来て、そのうちの1通が永井さんので*1、若干看守とトラブルになりました。理由は、手紙みたいな用紙が1枚見当たらないと疑われたからです。
流れとしては、枚数が多く、確認するため居室内で数えていたらタイミング良くフリータイムになり、ドアが開かれる事になり中で改めて本人の前で数えて渡したが、その他に1枚足りないと疑われ、ずっとこの若手は探していたが見当たらず、当直リーダーを呼ぶ事に。
86枚本人の前で数えたのに足りないはないですし、あったならハッキリ「あった」と言ってくれれば良いのにあいまいで頭にきました。
さらにわざわざ静岡市から泊まり掛けで弁護士が来ているのに、15分もこの人はオーバーにモタモタしていました。
結局謝りもせずに戻って行き、後で話をするからとだけ自分が言い、面会に行く事に。
※ちなみにこの人はずっと僕のベッドを見て気にしていましたが、気になってた所を見せても何もなく、(ある訳もなく)あせってドジに気付いていました。

4時頃に手紙の件で若手と話をしようとしていたが、いなくて見当たらなかったです。

夕食中、ご飯を食べてる時に後ろから若手が、
「ご飯食べてますよね?」
と言ってきたので、
「見て分からない?」
と言い、後で話をする事に。

しかし、点呼後、他の看守が来て、
「ボスが呼んでる」
と言ってきたので、「カゼ気味だから部屋に来てもらって下さい」
と伝え、ブロックボスが結局部屋まで来る事に。

このブロックボスが話したがってた理由は、若手の手紙の件です。
「何で本人が来ないの?」
と聞いたら、他の仕事をしていて、私が上司として判断に来たと。
最初は色々えらそうに言ってたボスでしたが、話の要点をまとめて確認し、オレは疑われた事にショック。今まで信頼関係を作ってきたが、部下のおかげでウソつきという風に見てくる職員が出てくるが、これについてはどうするのか。
そしてオレの気持ちはどうなるのか。
もし部下が見たのなら見たとハッキリ言って下さいと言ったら、ブロックボスの判断は私の支持をすると。
結局若手看守が仕事上ミスをしていた事に。
これで僕が何も言わずにしていたら、どうなっていたのでしょうか。

(2012年12月10日、月曜日)

*1:永井は、収容中のBig_Papaさんにかわり、当ブログの更新作業をしている者。当ブログの内容に対して東日本入国管理センターは一部内容の削除を要求し、一時期Big_Papaさんから永井への手紙の発信を禁止していた。その経緯については、「このブログと入管の検閲について(ブログ管理者より)」および「入管センターの警告を受け、記事の削除・修正の作業をおこないました(ブログ管理者より)」を参照。また、11月24日の日記「ブログの件(3)」も参照。
東日本入国管理センターによる検閲の不当性については、「仮放免者の会」ブログの記事「東日本入管センターの不当な検閲について改善を申し入れました」参照。