外部診療――入管の投薬ミス発覚(1月26日の日記)

昼食
コーンコロッケ(○)、漬け物(×)、オニオンキムチ(△)、スパゲティーポモドーロ(△)、フルーツ(みかん)

夕食
チキンカレー、福神漬け、フルーツ(パイン)

午後8時15分に起こされ、出発15分前なので準備して下さいと言われ、すぐ支度して8時半頃に出発*1
がっちり手錠をはめられ、腰縄をして連行職員3名(運転手女性)と栄4丁目にある皮膚科に。

9時に医者に診てもらい、診断の結果、
「中毒症」
という病名でした。

原因は教えてもらえませんが、分からないのも事実で、多分何かの薬のアレルギーによるものと思われます。
そこで薬は何を飲んでいるか聞かれ、巻き爪に使っている薬についてハッキリ、「これはあげてはダメですよ!」と言い、投薬ミス判明。
他にも〔「あげてはいけない」と言われた〕飲み薬が1つあり、あきれてしまいました。これらの薬は今後出さないようにとこの医者の指示が。

1つ怖い事が。ガンの副作用で出る事もあるが、だいたい食事や物、薬の副作用で出るものだが、いまは入管支給の薬のうたがいが……

ガンの事を聞いて、恐くなったが早く治って欲しい気持ちでした。
巻き爪も診てもらい、切らないで治すよう指導をもらい、シリコンを指のあいだにはってシールももらいましたが、自分で買えるか職員(連行)に聞かれたが買えないとハッキリ言い、迷いがあったら買わされてたのかなと後々思いました。

予算の関係上、入管はよくこのプレーをしてきます。
お金を出す部門が後からうるさいという事実もあるからです。

病院に行くときのルートですが、行きは遠回りで(15分位)、帰りは早く(8分)、何かの対策でしょう。
1人1人をうたがっているのも仕事であるのか、かなしい気持ちになりました。
例えば病院(クリニック)のトイレを借りた際、窓があったのですが、自分がトイレに入ったら窓の外に職員が立っていたのでガッカリでした。うしろのドアをわざと少し開けてこっちが逆に配慮したにもかかわらずです。


中毒性の皮膚病(中毒疹、薬疹)

食物、薬など、外から体内に入ったもののほかに、体内で発生した毒素(たとえば、内臓病変、月経、妊娠に伴ってできたもの)によって起こってくる内因性の皮膚の病気を総称して、“中毒疹”と呼んでいます。
このうち、薬によるものは“薬疹”で、ほとんどすべての薬品がその原因になるといってもよいでしょう。特に解熱薬、抗てんかん薬、睡眠薬をはじめ、ペニシリンやそのほかの抗生物質、血圧降下薬、向精神薬、脳代謝改善薬や循環器用薬によるものが多くみられます。近年、高齢者を中心に多種の薬剤を内服している人が多く、薬疹の頻度が高まっています。薬をのみ始めてから1~2週間、あるいは1~3カ月、時には半年、1年くらい経ってから薬疹が出ることがあります。
薬疹は湿疹(しっしん)や苔癬(たいせん)、水疱(すいほう)やじんましんなど、いろいろな皮膚病変を示します。したがって、発疹(ほっしん)のかたちよりむしろ薬をのんでいるかどうか(薬剤歴)、薬をのみ始めてどれくらいして皮膚症状が出てきたか(経過)が薬疹を考える際に重要です。
中毒疹の誘因としては、肝臓、胃腸、腎臓の障害があり、月経前1週間は、ほかの時期よりも起こりやすく、食物中毒では、腹痛、下痢、または便秘を伴っています。
特定の原因に決まった発疹のかたちがあるわけではなく、そのかたちはいろいろです。一般にかゆみが強く、左右対称性にあらわれるのが特徴です。アレルギーが原因と考えられるものもあります。

[治療]
1.薬、食物、そのほか原因がはっきりしているものでは、それを避けます。一度中毒を起こしたもの、ことに薬では、これを二度ととらないようにします。中毒疹は、くり返すごとに悪化するものです。
2.同時に、からだの中に残っている毒素を早く体外に排出し、または無毒にします。ぶどう糖、ビタミンC、抗中毒・アレルギー治療薬の静脈注射をします。
3.肝臓、胃腸、腎臓の障害があるときには、これを改善します。
4.範囲が広く急性症状が強いものには、副腎皮質ステロイド薬の内服を用います。
5.外用療法は疹型に応じておこないます。


薬剤性過敏症候群

特定の薬(特に抗けいれん薬)などを内服して薬疹が生じると重症化したり、症状が長く続くことがあります。これは、これらの薬によって体内に潜んでいるヘルペスウイルスの一種が活性化されて活動するために起こります。薬剤とウイルスが協同して強い過敏症状を起こしてくるものです。多くは入院して検査、治療が必要です。


(2013年1月26日、土曜日)

*1:全身の極度のかゆみにおそわれ、前日、入管と交渉して外部の病院に診療に行くことになった。「命に別状はないから、すぐに皮膚科に診てもらう必要もないね」!!(1月25日の日記)参照。