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歯を1日に6本抜かれた女性の件(4月12日の日記)

昼食
揚げ餃子(△)、煮豆(○)、南瓜と人参ブイヨン煮(×)、昆布サラダ(×)、フルーツ(グレープ)

夕食
ビーフジンジャー(△)、ポテトサラダ(△)、ハスとニンニクの芽ソテー(×)、カリフラワーのスパゲティ(△)、フルーツ

夜8時頃から看守(当直リーダー)と話を。
内容は僕自身の事ではなくて、以前[入管内の歯科診療で]歯を1日に6本抜かれた女性の件*1で、今でもご飯食べる事ができずに痛く、入れ歯は6万か8万円すると入管に言われたがそんなお金はなく、払えないので入管にどうにかして欲しいと相談を所内手紙でされたので、日本語のできないこの友人のかわりに僕が話をしました。
入管の反応は、これは自費で払ってもらうしかなく、食事改善のアプリケーションでおかゆなど食べやすい物にしたらどうかと。「お金は支援してもらっているボランティアに相談してみたら?」と言われ、自分は[彼女が]「お金を半分だけでも出してくれないかと言ってた」と言ったが、この人は「上に伝えないと分からない」と。
「ボランティアの方には相談してる所で、できればこの友人と会わせてこの件で通訳できないか」と言った所、「ボスの判断で、多分厳しい」と言ってきたが、「とりあえず話してくれ」と。

医療行為はどこまでの事でしょうか?
言葉の分からない者がいたら自分ら(入管)の都合の良いように対応し、後は医療行為でないからと丸く収めて良いのでしょうか?
先の事も考えてその者と相談して、治療していく事が本当の医療行為ではないでしょうか? それが健康の責任と背負っている者達の対応ではないでしょうか?

予算などの都合で良いように収容を長期化し*2、生命の危機や、その者の健康の悪化などにより医療費が高くついてきそうになったら捨てゴマみたく放つ。その後は、自己責任を負わせる、実際にある事なので、断言して言ってます。
これが社会では知られていないリアルなのです。
(2013年4月12日、金曜日)

*1:一度に6本の抜歯?(2月20日~22日の日記)参照。

*2:法務省は2010年7月に「被収容者の個々の事情に応じて仮放免を弾力的に活用することにより,収容長期化をできるだけ回避するよう取り組む」との報道発表をおこなった(法務省「退去強制令書により収容する者の仮放免に関する検証等について」)。ところが、東日本入管センターは、この報道発表を反故にして、収容を長期化させている。この収容長期化の入管側の意図のひとつに、被収容者数を増大・維持することによる入管センターの予算確保があるという可能性が濃厚である。予算確保と人権(3月29日~30日の日記)および抗議・カンパ・情報拡散のお願い――東日本入管センター被収容者のハンストについて(「仮放免者の会」のブログ記事)も参照。