人道上はどこに?(5月24日の日記)

昼食
煮込みハンバーグ(△)、フルーツ寒天(ゼリー)、オクラの胡麻和え(×)、春雨サラダ(×)、フルーツ

夕食
牛肉のキムチ炒め(△)、がんも(△)、ミックスベジタブルソティ(×)、きつねうどん(×)、フルーツ

夜8時頃からピンクパンサーランボーと自分ら3人と副看守責任者で話を。
内容は2つの質問をさせてもらい、この人に返答をもらう事に。
1つはレントゲンを撮影される際、資格を持ってる人にしっかり撮ってもらえてるかで技師がいるかどうかで、返答は待っていると。
持っていないといけないし、看護師か医師のどちらかが持っているとの事でした。
もう1つは食事に薬を入れる事はあるのか。その薬はいつか自分達を国費での無理やり強制送還に使われる手口と疑っているのでこの質問をしない訳にはいきませんでした*1
返答は同じく薬を使うので職員だけではやらないし、できないと。
ついでに注射器で収容者が暴れた時に静止剤みたいのを打つのか聞いた所同じく薬を使うのでそれはないと。
聞きたかったのはこれだけで10分もしないうちに終わっていたが、この看守が他に何かあれば何でも聞きますよという事でピンクパンサーの症状(1ヶ月位まともに食べれなく胃に何か症状がある)を言った所、様子みないといけない、今はハッキリいつ行けるかはわからず、月曜に来る診療担当に聞かないと分からない。
ここで自分は質問をかえてこのボスに、このような症状が出た時に職務上を優先して対応するのか、人道的にみているのか聞いた所、ハッキリ人道上と返答をくれました。
そこで今度は自分のアレルギーの症状を訴え、夜かゆくて眠れないので今すぐ外の病院に連れてって下さいと言った所できないと。
そうではなくて行けるよう電話するなり動いて下さいと言ったが、様子みてから判断する、次皮膚科の先生が30日に来るのでその時にみてもらいましょうと。
「担当さん、さっき言ってる事とやってる事違いますよ。人道上はどこにいきました?」
「……。」
「何でだまるんですか? 答えて下さいよ」
「……。」
「だったら我慢しろよと言って下さい。そしたら我慢してだまって帰るんで!」
「様子みましょう。」
「もう良いですよ。上司呼んで下さい」
「………。」
「スミマセン。これ以上あなたと話す事ないので上司を呼んで下さい。」
「………。」←この間ずっとにらまれて恐い顔してました。
「上司を呼んで下さい。」と言いながら机の上にあった帽子を渡して行くようにたくした所、だまって上司を呼びに行きました。

15分後位、上司が診療録などのファイルを手に持って入ってきて最初に言われたのが、
「薬剤師に電話して聞いた所、今朝夕飲んでいる薬を倍にしてと言われ、患部を冷やした方が良い、そしたらおさまるから」
専門な人から言われた事を信じない自分ではないので受け入れ、副看とやってる事が違うこの看守責任者の行動力とやってくれた事を信じ、即アイスをもらい患部を冷やし始めました。
最低限このように対応されれば安心するのにさっきの人道上を取るという副看に失望し、だまされる所でした。
最後、この副看に「これからあなたをそういう目で見ますから」と言いました。
この後、副看、看守責任者、ピンクパンサーランボーと自分の5人で世間話を。
そのうち収容内の話になり、今年の夏は氷が欲しいが、入るのか聞いた所、分からないがOKになったら売られてるやつでないと多分入らないと。
そのうち偽善者の副看が「前に比べて処遇は良くなってるからね」と場違いな空気を作りだし、皆一時シーンとなりました。
上司の前でまともな事を言いたかったのかもしれなかったが自分達からしたら余計腹黒い所を見せられた所です。
(2013年5月24日、金曜日)