ハンスト
今日は個人的な入管とのバトルと、フロア全体と入管のバトル(ハンスト)がありました。
午前11時20分頃、入管にとって要注意リストに入っているある友人から手紙と数十枚の書類が届きましたが、警備官は封を開け中身を見せてはくれなく、検閲しようとして私の手元からこの郵便物を取ろうとし、絶対に渡そうとしない私の行動に、上司の応援を呼んで私の部屋で話し合い開始。
この人達の検閲の言い分は、
- 検閲する規則があり、その権利もある。
- 送られてきた書面の確認をして、その後、保安上の判断を。
また保安上、出ました。
私の言い分は、
- まず、確認をしても良いけれど、オレの目の前で。
- この手紙はオレに対しての物(書類)であり、渡すか渡さない、見るのもオレの自由。
- どうしても見たいあなた達の上司がいるなら、その人が直接ここに来ればいい。
このやり取りと言い合いのくり返しで、結局デイルームに話し場所を移し、気付いたらもう午前中のフリータイム終了の時間だけど、私の話し合いを見ていた他の人達も集まり、誰1人部屋に戻らず、結局11時50分まで皆とこの話し合いで、
「お腹すいた」
の誰かの一言でとりあえず昼食の為、部屋に戻る事に。
例の物ですが、私の部屋に入管[職員]も見れる所に置き、1人の警備官が私が見る、見ないの確認と監視の為、ドアの前に立つ事に。
本当は[職員が]1人、一緒に1時まで部屋に入るつもりだったみたいですが、私達のプライバシーの侵害になるので嫌ですと訴えました。
お昼も食べて12時半頃、フロアリーダーとその上司が来て
「確認する権限をもらったので、この場で書面をチェックします」
と言われ、チェック開始。
調べ方も雑で、軽く目を通すだけですぐに終わり、とりあえずこの件はこの場で終わりました。
午後ですが、会議で話し合った事の1つを開始しました。
ここの午後のフリータイムは16:30までで、私達は約20人、部屋に戻る事を拒否し、ハンスト行為に出ました。内容は、私達の要望に対して、早急に改善して欲しい為です。
この日は大きく3つ、
- 仮放免をどんどん出してくれるように。
- 仮放免の不許可の[理由を]説明[すること]。
- 病人に対して早急に医者に連れていくように。
そして掛け声も開始し、
- 長期収容をやめろ イミグレーション
- 皆の健康を守れ イミグレーション
- ドクターに連れてけ イミグレーション
- 仮放免を出せ イミグレーション
- 不許可の説明をしろ イミグレーション
- 再収容をやめろ イミグレーション
- 私達の人権を守れ イミグレーション
- ルールを守れ イミグレーション
- 入管施設を統一しろ イミグレーション
を叫び、訴えました。
時間は17:20分頃までやり、とりあえず成功です。
入管の反応は冷たく、後で聞くから戻るようにとの事です。
警備官も29人来て、強硬手段に出る警告ももらい、話を聞いてもらう約束と要望に対して前向きな検討をもらう約束で[部屋に]戻る事にしました。
19:15分頃、1人のボスが来て、話し合いして、とりあえず最初にいった3つの事を強く主張しました。
その後は全ブロックの責任者が来て、この人と結局9時20分頃まで話して、世界まるみえと、電話(夜の時間帯の)を逃しました。
しっかりした話し合いは近日するつもりなので、また内容もまとめてみます。
ある人に言われたのですが、「ここは拘束施設だから、ストレスは付き物でそれはしょうがない、がまんするしかないじゃん」と言われ、もう平等な人間と見てもらえてない証拠となったので、この人には心を閉ざす事としました。
今後は要望書も出てくるので、また目を通して下さい。
(2012年10月1日、月曜日)