ストライキへの返答は?――所長からのお知らせ(7月4日の日記)
昼食
カレイフライ(△)、フルーツ寒天(ゼリー)、ミックスベジタブル(△)、オムレツ(△)、フルーツ
夕食
チキン南蛮(○)、がんも(△)、ワカメの生姜醤油(×)、ビーフンのスパイシーカレー(△)、フルーツ
昨日夜中2時に寝たのにこの日は9時に自然と起きました。
所長から仮放免についてのお知らせが。
「東日本入国管理センター所長からのお知らせ
(1)仮放免申請の処理期間についてこれまで仮放免の申請については、申請処理に努めてきましたが、特に3月、4月の申請件数が増加したこともあり、以前と比べて結果が出るまでに時間がかかっている状況です。
一方、5月に処理した件数は4月に処理した件数を大幅に上回っています。本来3月、4月に提出された申請の場合、結果を出すまでに平均約50日間かかっていましたが、5月に提出された申請の場合、結果を出すまでの期間は平均40日間で、処理期間が短くなっています。
今後も、少しでも早く結果をだせるよう努力していきます。
(2)仮放免の不許可理由について
仮放免の許可は、退去強制手続のための収容を一時的に解く特例的な措置です。その許可は、次の事項を調査して総合的に判断されるものです。皆さんにはその結果を説明することしかできません。
- 理由と証拠
- 性格、年、資産、素行、健康状態
- 家族
- 期間(収容)
- 保証人の年齢、職業、収入、資産、素行、関係、引き受けの熱意
- 逃亡、仮放免に付ける条件を守れるかどうか
- 日本国の利益、保安に及ぼす影響
- 人身取引の有無
- 特別な理由
(3)官給食の改善について*1
4月以降、何度も給食業者と検討を重ね、これまでなかったメニューも提供しています。
また食事に異物が入ることは重大な問題であると考えており、竜ヶ崎保健所の指導を受けながら、給食業者への指導を行っています。
当たり前の事で、ストライキに対する具体的な返答なし*2……
(2013年7月4日、木曜日)
*1:官給食への異物混入が相次いでいる件については、また食事に虫が混入(5月8日の日記)、またまた食事に異物混入(5月18日の日記)、またまたまたまた食事に異物(5月29日の日記)参照。
被収容者側からの度重なる官給食改善要求については、仮放免者の会(PRAJ)のブログより、被収容者から食事改善の要求(東日本入管センター) 参照。
*2:帰室拒否ストライキで、被収容者側が提示した要求と質問については、帰室拒否ストライキ(1)(6月18日の日記)参照。