「血圧180? 30分後にまた測りに来るから」と立ち去る職員(5月4日~5日の日記)

昼食
サバの幽庵焼き(△)、ふりかけ(ごま塩)、ブロッコリーガーリック和え(×)、マカロニボロネーズ(×)、フルーツ(グレープ)

夕食
チキンカレー、福神漬け、フルーツ

夜、同室の者の血圧が高くなり、180まで上がってるにも関わらず病院行きたい申出ても看守は「火曜日まで待って。その日にドクター来るから」と(時間10時50分)。
(2013年5月4日、土曜日)


昼食
チリ豆腐(×)、ポテトサラダ(△)、オクラのフリッター(×)、あんかけ焼きそば(×)、フルーツ

夕食
鶏肉の醤油香り揚げ(△)、フルーツ寒天(ゼリー)、大根と人参のなます(×)、春雨のエスニック風(×)、フルーツ

午後4時50分頃からピンクパンサーの症状について看守責任者と話を。
彼の症状はここ数日まともな食事が食べられず、体が受け付けなく身長173あるが体重は50キロになっていて、顔もやつれています。
この職員は他のと違い積極的で、火曜になる週明けに診療受けれるようにしてくれ、それまで様子見として血圧チェックの表を作ってくれて食事の配慮もすぐおかゆに切り替えてくれました。

夕方6時50分頃、同室の者が調子悪くなり、心臓も激しくなったりまともに息も出来ないと私達に言ってきたので看守を呼び、そのまま訴えても「血圧を測ってからね」と(この時はジャイアン*1)。
この時の血圧は上が180で、看守のジャイアンはまた30分後に測りに来るからと言い去って行きました。
30分後、再び測りに来たら今度は182で熱は36.5で、自分が「どうするんですか?」と聞いたら、また30分後に来るからと言い、去ろうとしてそれを聞いた症状のある人はすぐ外に一緒にジャイアンと出て行き、調べ室で話をする事に。
ちなみにこの人は難民として成田*2で拘束されている人なので日本語はまったく分からない人で英語でしかコミュニケーションは取れません。
この人は結局病院に行けましたが、救急車でこんなにヒドい症状にも関わらず腰になわを付けて自由に治療を受けられない、少なくとも犯罪者として周りに見られているのでまともに色々受けられる検査を制限されています。医師によって違いありますが、積極的な医師いますが、入管側はこれをやりたがらないです。
この人は調べ室で話をした後に病棟に10分位入れられ、大便臭のある部屋で待たされ病院に行き、この時は血圧の数値も210まで上り、外の専門の医師が「何でこんなにヒドくなるまで待たせるのか、10分後だったらどうなっていたのか」と言っていたそうです。
(2013年5月5日、日曜日)

*1:4月に赴任してきた態度が反抗的で場違いにやかましい看守。ジャイアンのデビュー/骨折しても放置/中身のない唐揚げ(4月3日の日記)参照。

*2:成田入管の闇(4月14日の日記)参照。

バレーボール禁止(5月3日の日記)

昼食
アジフライ(×)、人参のグラッセ(×)、ワカメとオニオンのマリネ(×)、焼きうどん(×)、フルーツ

夕食
野菜のミートソース(△)、カリフラワーのマリネ(×)、煮豆(△)、スパゲティサラダ(△)フルーツ

午後1時45分からの運動で職員(看守)とトラブルが。
朝の運動で他のブロックがバレーボールとネットをはって本格的にバレーをやっていたのでこっちのブロックも楽しみにして多人数でバレーをやる為、下の運動場に降りて行ったらバレー用のボールは貸せないと。
誰も納得いかず、以前ある建物の屋根にボールを乗っけた事あるのでそのボールを取り、バレーを始めたら看守が来て、止めるようにと。
何で止めないといけないかと聞いたら土日はボールを貸せなく、ケガした時などは医者がいないので。
では何で朝、他のブロックはバレーをやれて自分達のブロックはできないのかと聞いたら、他のブロックの担当達のミスだと。
自分達は「そのブロックの担当看守達に話を聞いた上で謝って欲しい。でないと収容生活ででるストレスとこの不公平さは収まらない」と。「それまで待ってるので電話して呼んで下さい」と言って電話してもらったが、「その者達は来ない。入管として私たちが謝る」と。
ただでさえ少ない運動時間に好きな事ができないこのような状況になると、我慢できないものです。けれど我慢させられるこの体制はヒドいものです。
(2013年5月3日、金曜日)

鏡、ガードマンのイス、シャワー室のおけ(5月2日の日記)

昼食
野菜のかき揚げ(△)、ポテトサラダ(○)、竹の子マリネ(△)、ビビンバ風切り干し大根(△)、フルーツ(グレープ)

夕食
鶏肉のロースト(○)、高野豆腐(×)、もやしキムチ(△)、ビーフンの炒め物(×)、フルーツ

午後に2人の友人の通訳で看守に開示請求の申出を。
これは以前から尿などから血やそのかたまりが出ているので前に撮ってもらった尿などの写真が欲しいので個人情報開示の手続きを進める為、収容証明が欲しいのでそこから手続きをしてます。
もう1人は足太ももに赤く出てる変な症状があるのでそれを写真に収めてもらい、病院行けるよう申出を。

4時20分頃、仮放免OKと報告を受けた者が。
その人は目に涙を浮かべて喜び、皆も一緒に喜んでハグをしました。
これで彼は白線ヘルニアを外で治療できるので、良かったです。

4時50分頃、総務課の職員が来て、以前不服申立てしていた手紙を遅らされてる(収容内同士の手紙)件*1の判定を伝えられに。
判定は、「理由なし」*2
この職員によると、この事は自分にだけはしていないらしくしっかり調べたと。
そして所長が今後早くするよう指示されてると言ったので、その言葉を信じてこのまま終わりに。

夜11時40分頃、ランボーと一緒に看守リーダーと話をする事に。
話は簡単に要望という事で、

  • ガードマン(民間業者)が座れるようイスの設置を全ブロックに(私達のいるブロックはすでに設置済であるが、他の所はまだなので)。
  • 鏡を全居室にシール型を壁に刷ることについて。
  • シャワー室におけを設置して欲しい事について(ゆっくり座ってシャワーしたい人がいるので)。
  • 夜間の電話使用延長(現在19:00~21:00の所、17:30~21:00に)。

最後は仮放免を弾力的にと医療改善を申出て12時30分まで話をする事に。

夜、となりの居室の者が体調不良で病棟へ行く事に。
(2013年5月2日、木曜日)

診療はあってないようなもの(5月1日の日記)

昼食
イカフライ(×)、フルーツ寒天(ゼリー)、ニンニクの芽キムチ和え(△)、バジリコスパゲティー(×)、フルーツ(クレープ)

夕食
チキンリヨネーズ(×)、ミックスベジタブル(×)、野菜のマリネ(×)、厚揚げのおろしソース(×)、フルーツ

昨日のとなりで起こった件*1で何か動きあるかなと思っていたら何もなく、皆静かでした。
入管が人数と力で圧力を掛けて脅した成果があったみたいですね^-^

午前中、面会行く途中に昨日隔離された1人の友人に会い、元気だった彼は4名の看守達に車イスで外の病院に行く為連行されていました。
彼は強行で隔離された時に頭と足、うでを負傷し、その痛みがあまりにもヒドいので外の病院に行くと言ってくれました。
とりあえず昨日の入管職員達は人道的に欠けて自分達の力と行動力を発揮してケガしようがストレスやトラウマを与えようがお構いなしでした。
他にも色々と話をしましたが、話せるようになったら話をします!

面会から戻ってきた後にピンクパンサーともう1人首が痛い人の事で早く診療行けるよう言ったが、今日は行けないと。
診療はあってないようなものです。
いくら自分達が頭痛い、歯が痛いなど言っても入管の手続きに付き合わされいちいち申出書を書かないといけない。書いてもすぐには行けず、3、4週間は早い方でヒドくなってからでないと行けず、その時には症状を訴えてる本人は重い負担を負い大変になっています。
さらにヒドいのは症状を訴えて相手にされなかった期間に虫歯がヒドくなり、抜く事になって入れ歯が必要になっても入管はその費用を払おうとはせず、医療外として自己負担で数万円を払わせています*2
実際に女性の方がこの経験をされたのですが、外部からの経済的な支援がなければその入れ歯を買えず、ろくに食べれず栄養不足になってまた別の症状があったかもしれません。

午後2時半頃にSとタイマンで話を。
4月29日にあった自分[Big_Papa]にケンカをさせてブロックチェンジをさせようと皆(彼の同国の人達)に言ったか聞いたが、皆が話を盛っていると*3
ケンカをしたくないのでこの件はこのままにして終わらせましたが、証人を立たせて話をしたらどうなるか分かってる事ですが、泳がせておきます( ̄ー ̄)
(2013年5月1日、水曜日)

入国警備官達の暴動(4月30日の日記)

昼食
和風オムレツトマトスライス(×)、フライドポテト(×)、グリンピースソティ(×)、高菜スパゲティー(△)、フルーツ(クレープ)

夕食
肉豆腐(△)、ふりかけ(ごま塩)、里芋と人参煮(×)、ひじきと大豆のサラダ(×)、フルーツ

午後から当フロアで動きが。
早い話がS*1に対して全体の人が不満を持っている為、暴力的なケンカがある前に当フロアから出て行ってもらうという話と行動が皆にありました。
自分も統括を呼び、全体で統括にこの事実を突き付け、ブロックチェンジをしてもらう予定でいましたが、統括は来なくてSも2時過ぎから4時までフロアにいなくて、皆で探しましたが、外部からの取り調べでずっといなかったです。
とにかく皆怒りMAXでいらないという事です。
Sが帰ってきたのは4時過ぎで、他の同国の人は時間がないので明日話をするという事で今日は何もしませんでした。

午後の3時頃、となりのフロアでモメ事が。
ある人(Cさん)が看守に調べ室で病院に連れてって下さいと言ったが連れてってくれず、いざこざがあったのですがこの人はフロアに戻りたく、またドアを開けてくれず怒鳴っていたらドアが開かれ、何かのやりとりがあった後にある看守が彼の腕を引っぱった所、騒動の始まりに。ちなみにこの原因は看守リーダーA*2が関わっており、後に大事に。
この時、入管職員20、30名位集まってきており、事務室にもいればとなりのエレベーターのエリアにもいて、スタンバイ(何かの事態に)してました。
けれどこれ以上何もなかったので皆帰っていき、おさまりましたが……

この職員達が帰る前に医療担当の職員がいたので看守を通じて呼んだ所、その看守に伝言で、「今対応中で忙しい。何?」と来たので「外部診療について話を」と答えて、数分して機嫌悪そうな態度で来たので自然に自分も悪くなり、
「いつ外の病院に連れてってくれるんですか?」
と言ったが今は答えられないと。
「1月からずっと待たされてるんですよ?」と言っても、医師が紹介状書いてくれてるのすら分かっていないのと、行く気配がなかったので、以前言われていた、
「任せてくれ」
のワード*3を出し、「全然任せられないですよ。もうこれ以上お願いしませんよ!!」
と言い去って行きました。

となりのフロアの件ですが、夜7時50分頃に動きがありました。結構離れているこっちのフロアにもドアの叩く音や叫び声や怒鳴り声や警報のアラームが2回鳴ったりと大騒動が。
近くの者から聞いた話ですが3名の者を隔離した事で、周りの者はこれに反対だったが皆部屋に入ってる時だったのでドアたたいたり怒鳴ったりしていた事でした。
隔離も30名以上の警備官が来て、うち15名ほどが防護服やヘルメット、盾を身に付けて丸腰の者を1名1名大多数と力で無理矢理隔離を行使したとの事です。
同じ居室にいた杖を使って歩いてる者もこの時に入管警備官に突き飛ばされ、肩にケガをしたとの事で、ヒドい職権濫用が起きていました。
他の者にも聞いた話ですが、誰もいなくて見れない所で隔離する為に体を固定しようと入管警備官達も収容者に対して怒声を張り上げ、ガムテープで体を固定する為の音が聞こえたりコノヤローと言ったりやりたい放題で問題あったみたいです。
これは後に詳しく調べてまた書きます。
そしてドアをたたいている者にも警備官達がドアをけり返したり、暴言はいて怒鳴ったり、関係ない居室をのぞき込んで防護服等を見せちらかして恐怖を与えようと威嚇して歩いていたとの事です。
これは上の許可がないとできない事なので、O統括かその上の者がどれだけの指示をしたのか問題であります。

全て収まった後にある看守に言われた事ですが、「しんどい」と。
(2013年4月30日、日曜日)

*1:入管の指示で、あるいは入管の意をくんで、スパイ行為を行なっていると思われる収容者。東日本入管センターが、収容者のなかにスパイを育成していることは、収容者・収容経験者・支援者の間では周知の事実。職員の暴言、隔離、スパイの事など(4月23日~24日の日記)の本文および注3を参照。また、 ここにはリーダーはいないし、リーダーはいらない(4月29日の日記)もあわせて参照。

*2:職員の暴言、隔離、スパイの事など(4月23日~24日の日記)参照。

*3:不服申し立ては棄却に(4月18日~19日の日記)参照。

ここにはリーダーはいないし、リーダーはいらない(4月29日の日記)

昼食
チキンソイソース煮(△)、うぐいす豆(△)、コーンソティ(△)春雨と野菜のソルト炒め(×)、フルーツ(グレープ)

夕食
カレイの衣揚げ(△)、がんも(×)、メンマ(△)、カレースパゲティ(×)フルーツ

午後2時頃から例のS(スパイ)*1とタイマンで話を。
率直に看守達にいらない事言ってるのか、詳しくは言えないが色々質問を。
彼としては最後に「信用してもらいたい」とだけ言い、否定を。

この後に彼が10数人いる同国の人達だけでミーティングをやり、後からその国の人達から聞いた話ですが、彼は自分[Big_Papa]と誰か他の者とケンカさせる為に嫌がらせやストレスを与えて、自分が出て行った後にSがリーダーになりたいと。
ハッキリ言いますが、ここにはリーダーもいなければ、いりません。
裏表のあるSであり、彼の思惑通りにいかない為、冷静にして相手にしませんでした。

ちなみにこのSと、もう1人同国の似たような人2人で夜7時から10時半頃まで看守と調べ室で話をしていたみたいです。

2人とも仮放免の為にある事ない事並べて言ってるのは目に見えており、ここのフロアではこの2人が目立っています。
(2013年4月29日、月曜日)

*1:入管の指示で、あるいは入管の意をくんで、スパイ行為を行なっていると思われる収容者。東日本入管センターが、収容者のなかにスパイを育成していることは、収容者・収容経験者・支援者の間では周知の事実。職員の暴言、隔離、スパイの事など(4月23日~24日の日記)の本文および注3を参照。

「医師の判断」で治療を受けられないことも(4月27日~28日の日記)

昼食
野菜春巻き(×)、煮豆(△)、ブロッコリーピり唐和え(×)、玉子と野菜の炒め物(△)、フルーツ(クレープ)

夕食
チキンカレー、福神漬け、フルーツ

午後4時半のフリーターム終了後に1名首の痛みを訴えてる者が帰室拒否をしようとして、自分がその話を聞いてみたら首が痛すぎるので病院に行くまで部屋には戻りたくないと。
看守リーダーもその場にいたが、この看守は部屋に戻るよう呼び掛け、今は部屋に戻る時間なので戻って下さいと。
とりあえず自分は看守に後でこの症状について話をしたいので後で時間を作って下さいと言い、部屋に戻るよういいました。

夜7時半からこの者と看守に話を。
流れとしては、今月15日に外科医にみてもらい、この時に外の病院に行くよう要求したが医師は「必要ない」と言い、「薬を飲んで。そこまでひどくないので」と。
彼も納得していなかったのでそれを言ったら互いに張り合いとなり、医師は、「では飲めないんですね?」と言い薬を止めたと。
外に行くには医師の判断だが今回の医師はそこまでヒドくないと判断して、「そこまで固執されても」と言ったみたいです。

その後に彼は19日にもまた医務の診療申出を再び書いて今回に至るという事です。
この担当が言うのは、15日の事はひっくり返せないのでと。私達にできる事は報告などだけ。
なので今回は火曜に行けるよう話をして下さいと言い、2人で引き上げました。
ちなみにこの人は午前中にもこの症状を別の看守に訴えています。
(2013年4月27日、土曜日)


麻婆豆腐(×)、フルーツ寒天(ゼリー)、鶏団子(×)、上海風焼きそば(×)フルーツ(クレープ)

夕食
チキンメンチ(×)、ポテトサラダ(△)、サワービーンズ(×)スパゲティーナポリタン(△)、フルーツ
(2013年4月28日、日曜日)